パッケージ参照に失敗する際の対象方法。過去にXcode上のSwift Package Managerを使って戸惑った&解決方法のメモ。
1) 中間コードの消去
Xcode11 以降を使用してiOSアプリを使っていると中間コードを消去して再ビルドするタイミングというのがある。中間ファイルはXcode のPreferences のLocationで示されたDrived Dataフォルダは以下の、
[プロジェクト名]-[ユニークな文字列]
のフォルダを削除することで中間ファイルを消去できる。
ただしこのまま消去するとプロジェクト内にSwift Package Manager経由で取り込んでいるミドルウェアのパッケージ参照に失敗してしまう。これは中間ファイルのコード内にSwift Package Managerの参照結果が含まれているためと思われる。
2) Swift Packageのリセット
参照結果を中間ファイル削除前の状態に戻すためにはXcodeプロジェクトメニューのFileにあるSwift Packages項目にあるReset Package Cachesを選択する。
File - SwiftPackages - Reset Package Caches
Reset Package Caches を呼び出すと、ネットワーク接続がある状態ならばXcodeにより参照解決後、中間ファイル以前同様にビルド可能となる。
まとめ
Swift Package Manager がXcode11から組み込まれXcode12ではサポートしてきているミドルウェアも増えており新規に使ってみたiOSアプリ開発者も多いはず。このメモが