ParseServerを構築した話2020その3で足りない箇所があったので補足。
CloudCode を設置した後で動作を確認したところ、エラーが発生していた。どうやら2016年に作成したコードは古くなっておりES6準拠のコードに置き換える必要があった。
対策したのは以下の4点。
- イベントフック及びAPI定義のasync/await対応
- Promise対応
- エラー時のthrow呼び出し
- カンマの削除
ES6準拠のコードに置き換えることで煩雑なコードが整理されている。エディターはVSCode で文法チェックしつつ置き換えを実施している。
ParseServer自体はFacebookからオープンソース化された際にチューニング不足なところからmongoDBの性能向上とNodeJSでのES6準拠になったことで今でも手軽に利用できるバックエンドサービスだと思う。
ただしモバイル側でのオブジェクト取得がFirebase CloudFirestoreに比べるとオブジェクト取得や参照解決に古さを感じるし、古臭さが取得と参照用のコードが増えてしまうことに直結している。