能登 要

札幌在住のiOSアプリ開発者。SwiftUI により分割されたデバイス間を縦横にやりとりできる考え方に転換しています。

iOSアプリ開発者。2009年のiPhoneアプリ開発開始時期から活動。開発言語のアップデートの中でSwiftUIおよび周辺技術に着目中。

ParseServerを構築した話2020その5

ParseServerを構築した話2020その3で足りない箇所があったので補足。

CloudCode を設置した後で動作を確認したところ、エラーが発生していた。どうやら2016年に作成したコードは古くなっておりES6準拠のコードに置き換える必要があった。

対策したのは以下の4点。

  1. イベントフック及びAPI定義のasync/await対応
  2. Promise対応
  3. エラー時のthrow呼び出し
  4. カンマの削除

ES6準拠のコードに置き換えることで煩雑なコードが整理されている。エディターはVSCode で文法チェックしつつ置き換えを実施している。

ParseServer自体はFacebookからオープンソース化された際にチューニング不足なところからmongoDBの性能向上とNodeJSでのES6準拠になったことで今でも手軽に利用できるバックエンドサービスだと思う。

ただしモバイル側でのオブジェクト取得がFirebase CloudFirestoreに比べるとオブジェクト取得や参照解決に古さを感じるし、古臭さが取得と参照用のコードが増えてしまうことに直結している。