能登 要

札幌在住のiOSアプリ開発者。SwiftUI により分割されたデバイス間を縦横にやりとりできる考え方に転換しています。

iOSアプリ開発者。2009年のiPhoneアプリ開発開始時期から活動。開発言語のアップデートの中でSwiftUIおよび周辺技術に着目中。

WWDC2020のセッションを日本語で確認する

WWDC2020がオンラインのみとなったため、セッションの形も会場での解説からイベント期間内から録画済映像に字幕が入っている。確認にはDeveloperアプリが存在しており、macOS、iOS,iPadで入手、セッションを動画で確認することができる。

字幕があるといっても日本語化されているわけではないので字幕を日本語に翻訳しつつ内容を確認するといった手順を踏む。これが結構時間がかかってしまいSwiftUIのイントロダクションセッションを確認するだけで映画一本見るような気分になってしまう。

もし、WWDC2019以前のようなPDF化されたセッションを確認するスタイルで進めたいのであればmacOS版Developerアプリを使うと良い。

macOS版Developerアプリには便利な機能、字幕の文章をタップするとセッション映像中の発言箇所に移動してくれる機能が用意されている(字幕をタップしないと把握できない)。セッション映像を一時停止、字幕をタップすると紙芝居的にセッション映像を確認できる。

字幕を見ながら映像の図などを確認したいがアプリ画面上の映像が小さいという場合もDeveloperアプリの映像はピクチャーインピクチャーに対応しているので。デスクトップの四隅に任意のサイズに大きくして映像を確認することができるので試して欲しい。

PictureInPictureInDeveloperApp

日本語化が必要な箇所は、DeepL翻訳を使用する2020年7月現在ではGoogle翻訳よりは気の利いた翻訳を行ってくれる。使っているのはmacOS版で、Command+L を素早く二回押すとDeepL翻訳アプリが起動してくれる。一度で無料版では5000文字以内に限定されるがセッションを見返しながら翻訳する文章量には無料で十分対処できた。