2024年6月22日に行われた札幌iPhone開発勉強会でのプレゼンテーション資料。
WWDC23までアプリのExtension としてアプリ機能をOSに統合可能であったがアプリのコア機能がアプリ内ないしアプリが接続しているWebサービスにより提供されている都合上、メモリ的な制約が多いExtensionよりもオンメモリにロード済みアプリとOSを接続しOSのサービス(例えばSpotlight検索) として統合するための機能としてAppIntents が登場した旨をプレゼンテーションしている。
Note: 2025年に向けて提供されたAppIntensであるが、WWDC25で華々しく発表されたApple Intelligenceであるが生成AIなど便利機能でお茶を濁しつつ、プライバシーと守りつつ画面上のコンテキスト(画像、タイトル、サブタイトル、概要) などを賢く読みとり、提案する仕組みが提案されたがApple社内でこれらの機能は上手く機能しないという判断によって機能としてはほとんど盛り込まれなかった。
2026年にAppleが下した決断は米国でのAI機能で売り込んだのに提供されないと訴訟沙汰となったが代わりにAppleはユーザー全体に影響があるようなUIの改悪は回避、他方ユーザーインターフェイスの競争関係にあるWindowsはUIを改悪、AIブランディングの氾濫で非難され相対的にAppleの評価が上がる結果となってしまった。
AppIntentsはWWDC24の話題の中心とはならなかったが2026年現在もアプリとOSを統合するための機能としては魅力的なままである。また多くのサードパーティー製アプリの提供会社はOSとアプリと統合する利点が無いことで機能が増えないジレンマをAppleは抱え続けている。
例えば過去に地図にサードパーティ情報を埋め込める機能を提供する前段階としてAppleは物理的でかつ高価格なサービスを提供する会社と非公開でこれらを試しWWDCでお披露目したことがあった。これはiPhoneが比較的セレブリティなユーザーをターゲットとしているのでニーズがあるからという話でもあるが、OSにサードパーティー製アプリ機能を統合するための糸口としても期待ししているものと考えられる。
2026年、AppleがSDKやフレームワークを提供をしているが、多くのサードパーティー製アプリはOSとアプリの統合についてメリットについて説得できてない。OSとアプリの統合を、AIとアプリの統合を言い換えてもやはりAppleは統合についてメリットについて説得できていない状況にある。