iOSアプリ開発 - xcode6 のAdHoc挙動にご注意(限定配布のはずが限定ではない!)

iOS8 向けアプリ申請と同時にリリースされたアプリ開発ツールxcodeの最新版xcode6 ですが大きなバージョンアップにつきものの挙動多数なのですが検証アプリを配布する際に注意が必要なようです。
iOS アプリ開発ではリリース前や不具合を修正したアプリを検証担当のスタッフに配布する際にAdHoc というものを使用しています。英語のいみのごとく配布先を(オンラインストアと比べて)限定して配布する機能が用意されています。xcode5まではAdHoc として配布する機器の情報を自前で集める必要があり、それらを半自動がしてくれるツールとしてTestlightというサービスがありました。
xcode6では前述のTestflightというサービスをAppleが買収機能を統合したのですがその際にAdHocを配布するデバイスを既存の登録デバイスから選定しAdHocを生成してくれます。これだけだと良い話ですが、実際のところは配布したくないユーザも登録されるので配布するユーザをxcode6ではなくポータルサイトで調整することになります。
AdHoc
ただし問題はここで終わらず、xcode6でAdHocを生成する際にポータルサイトへアクセスするのですが、その際に想定しないユーザへ招待メールを送信する挙動をしているようです。この挙動は1) 買収前のTestflightのサービスを利用している、2) 1つのアカウントで複数のアプリを開発しかつTestflight で検証アプリを配布している。で起きています。要注意は受託業務で相手からおまかせでアプリ開発を担当している場合、iOS Developer Program への参加手続きが遅れていてその際に自前のアカウントでアプリ開発(実機転送が必要なので)、検証アプリを配布している場合はアプリの名称が他のクライアントに漏れる可能性があります。
AdHoc
対策ですが、受託の場合はクライアントから配布用のProvisioningProfileと、iTunesStore公開用のProvisioningProfileを受け取り、xcode6へ前述のProvisioningProfileを登録するようにすると自前のアカウントにAdHoc配布が紐づけられるリクスを減らす事が出来ます。